人間刈り
駄目だ。

息が止まっている。

「救急車…………」

鞄に入っているケータイに手を伸ばす。

「……………」

でも、中にケータイは入っていなかった。

仕方なく、階段を降りて、1階にある固定電話で電話をかけた。
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