蘭蝶
あと少しでカタが着く。


その時だった


伶「美玲!!」


伶が来たのは…


「なん…で…」


伶「お前が無茶するから!!」


「ダメ。来ちゃダメ!!」


朝比奈「はっそういう事。久しぶりだな?」


伶「え…とう…さん?」


伶が固まった…そして…震えている


だからダメだって言ったのに…!!


そこには銃を伶に構えている朝比奈…実の父親の姿


朝比奈「美玲か。随分綺麗な名前付けてもらったじゃねぇか?」


「…止めろ。」


朝比奈「んな口今の状況でよくきけたな?お前の大事な弟が犠牲になるかもなぁ?」


「止めろ。止めてくれ!!」


朝比奈「嫌だね。精々苦しめ」


間に合え。間に合え!!


パンッ乾いた音がした

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