俺様副社長のとろ甘な業務命令
会議室に入ってすぐ、山城部長や山本さん、今回のプロジェクトに携わる開発部員が集まり、最終調整会議が始まった。
決定していたラインナップの最終的なカラーバリエーションのサンプルチェックや、上がってきた試作品を見ての話し合いが進められていく。
そして、例のデザイン案に収まった商品完成のイメージもお披露目された。
やっと形になってきた商品を目にして、胸いっぱいになった。
女の子なら誰でも好きなキラキラとした特別感のあるビジュアル。
これがたくさんの女子たちのポーチに入って、可愛く変身させる魔法のアイテムになると思うと、ワクワクする気持ちが抑えられなかった。
滞りなく、調整会議はいよいよ商品を形にして締められていく。
今日の会議を最終に、安全性の確認と第三者機関によるチェックへと進んでいくこととなる。
「副社長、お疲れ様でした。こちらは今日の決定事項で進めさせていただきますので」
「よろしくお願いします」
会議が終わり、山城部長と副社長が挨拶を交わす。
資料を片付ける手を止めて、副社長のすぐ横へと並んだ。