私の彼氏は超肉食系
「うちの医大生さ。課外授業とかで見学しに来たんだよな。コイツって、あの『お菓子屋十万石』をアッシーにして現れたんだよ。しかも彼の趣味なのか、すげーイケイケな格好で。」
「ホンモノの医大生だったんだ。それでイケイケ?」
今までいったいどう思っていたのよ。
「センセーも業界人だったんですね。なおさらイケイケは無いでしょう。」
「悪いな変なあだ名をつけて。アッチの顔は只のオヤジなんだ。脚本家をやってるなんて誰も知らねーよ。」
「副業ですか。悪い人ですね。確か付属病院は副業禁止のはずじゃないですか。」
「副業なんて誰でもやってるじゃないか。」
「それは、他の病院の夜勤とかでしょ。あれは黙認されているだけで、今日の脚本なんかモロ実話でしょう?」
「そうだよ。わりーか。さっきやったシーンな、事前にお前で確かめたんだけどよ。あれって横に飛ばねえのな。だから監督に言ったんだけど。変えねえのよ。」
「それはそうですよ。真一文字のほうが格好いいじゃないですか。」
監督が口を挟む。
「そういう問題かよ。監修は俺だぞ、ゼッタイに突っ込む医者のひとりやふたり出てくるぞ。だから、脚本家だなんて誰にも言えねーんだ。」
「ホンモノの医大生だったんだ。それでイケイケ?」
今までいったいどう思っていたのよ。
「センセーも業界人だったんですね。なおさらイケイケは無いでしょう。」
「悪いな変なあだ名をつけて。アッチの顔は只のオヤジなんだ。脚本家をやってるなんて誰も知らねーよ。」
「副業ですか。悪い人ですね。確か付属病院は副業禁止のはずじゃないですか。」
「副業なんて誰でもやってるじゃないか。」
「それは、他の病院の夜勤とかでしょ。あれは黙認されているだけで、今日の脚本なんかモロ実話でしょう?」
「そうだよ。わりーか。さっきやったシーンな、事前にお前で確かめたんだけどよ。あれって横に飛ばねえのな。だから監督に言ったんだけど。変えねえのよ。」
「それはそうですよ。真一文字のほうが格好いいじゃないですか。」
監督が口を挟む。
「そういう問題かよ。監修は俺だぞ、ゼッタイに突っ込む医者のひとりやふたり出てくるぞ。だから、脚本家だなんて誰にも言えねーんだ。」