私の彼氏は超肉食系
適当に真ん中辺りの問題用紙を念のため胸元を押さえて取ってくる。

間違えようにも間違えられない高校生くらいの学力があれば答えられる問題ばかり。

ついこの間、大学入試を突破した私に取っては楽勝すぎるだろう。

あっという間に得点を重ねていく私を見て苛立ったのか、司会者が途中でルールまで変えてきた。

奥まで行き、取ってきた問題は4倍の得点にした。

どうぞお好きなように。

それでもドンドン点差が開いていく。

奥から持ち帰った小学生でも解ける問題をワザとなのか本当なのか、皆間違えるのである。

考える仕草がワザとらしくないということはバカキャラじゃなく本当なのかもしれない。

     ☆

「ズルい! 何かズルしてるでしょ。」

次の司会は『中田』さんの番だ。

『中田』さんが司会でクイズを出した際に私が正解するとタレントのひとりが言い出す。

どうしても優勝させない気らしい。

スタッフが笑っているところを見ると仕込みらしい。

そのタレントは私をイジメようとしたタレントのひとり。
< 178 / 307 >

この作品をシェア

pagetop