私の彼氏は超肉食系
その後は順調に回答を重ねていく。

計算上、私の所属するドラマチームが最下位から2位に上がったところで『中田』さんの司会分のクイズは終わりとなった。

最後は和やかな表情だったが心の奥底は知らない。

もちろんフォローする気などサラサラ無い。

     ☆

次の20分は休憩タイム。

何かを食べながら談笑しなければならないらしい。

今日のメニューが番組で伝えられるがどれもこれも美味しくなさそう。

それでも美味しそうに食べなきゃいけないなんて、どんなバツゲームなんだか。

仕方が無いので手近にあったお寿司を皿に盛り付けると『中田』さんに近寄っていく。

「はい。あーん。」

私とのバカっぷるの振りと不味そうなお寿司を美味しそうに食べなきゃいけないという二重の演技を強要しているのだが、結構嬉しそうに食べてくれる。

「さっきの娘に気をつけて。あの娘は例の監督が演出家のときに女優デビューしたんだ。監督が逮捕されて恨んでいるかもしれない。」
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