私の彼氏は超肉食系
「そっか。悪いことをしたなぁ。来年は絶対辞退しよう。そう言えば仲良くしてくれるかな。」

「そんなことをしたら、余計恨まれるわよ。絶対止めておいたほうがいいと思うよ。」

私と和重の会話に突然、割り込んでくる人が居た。

この映画の主演女優の『台地マキ』さんである。

「すみません。煩かったですか『マキ』さん。」

この映画で彼女と直接絡むシーンは無い。

役どころも敵の敵で味方みたいな立ち位置である。

まだ30代前半の彼女だが映画俳優としてはベテランの域に到達している女優さんである。

「私には普通に喋ってくれるのね。」

立っていた彼女がソファの私の隣に滑り込んでくる。

うわっ。

やっぱり大きい。

モデル出身の彼女は公称身長168センチだが175センチ近くあるんじゃないのかな。

出演している映画でも、下手な男優よりも凛々しく見えるからなぁ。

「ええまあ。直接絡まないし、役どころは味方ですよね私たち。」

「やっぱり彼女と距離を置いて役作りをしているのね。」
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