私の彼氏は超肉食系
自分の部屋のインターフォンを鳴らす。

突然誰かが尋ねてきてもいいように、あきえちゃんには必ずインターフォンで相手の顔を確認してから出てもらうようにしている。

チェーンが外れる音がして、続いて鍵が解錠され扉が開く。

「『れいな』さん。おかえりなさーい。」

あきえちゃんが飛び出してきて抱きついてくる。

う~ん、癒される。

『中田』さんの教育の賜物なのか。

最近大胆な、あきえちゃんだ。

後ろの『台地マキ』さんに気付いたのか。

さっと離れてしまう。

「『台地マキ』さん。知ってる?」

私は後ろに居た彼女を、あきえちゃんに紹介する。

「はい。『格好良い女優』さんですよね。私は好きです。」

彼女を形容するときには良い意味でも悪い意味でも『格好良い』つくことが多いらしい。

私は『可愛い』と思うんだけどなぁ。

「あきえちゃ~ん。」

『中田』さんが泣きそうになっているが放っておく。
< 259 / 307 >

この作品をシェア

pagetop