私の彼氏は超肉食系
物凄くトンデモ回答だったつもりだったのに成立してしまった。

「おいおい。そんな理由で結婚していいんかい。お前ら一生別れられないぞ。離婚はお前らの女神に対する裏切り行為であり、自分たちの信念に対する裏切り行為になってしまうぞ。考え直すなら今のうちだぞ。」

和重が私の思いを代弁してくれる。

そうよね大丈夫かしら。

「いいんだよ。それとも、我が女神にプロポーズしたほうが良かったか和重。お前さえ居なければ、とっくの昔にプロポーズしていたぞ。」

「そうよ。私も欲しいわ。この愛の女神。できるならしているわよプロポーズ。」

『お菓子屋』さんと『マキ』さんが息の合ったところを見せる。

「ダメだ。ダメだ。ダメだ! お前らなあ。『俺は彼女の婚約者だ。』って言ってるだろうが。」

和重が唖然とした表情で怒っている。

「おめでとう! お父さん、今度こそ幸せになってね。2番目に尊敬する女優さんが私の新しいお母さんだなんて、こんな嬉しいことは無いよ。」

結局、あきえちゃんの鶴の一声が決定打になった。

ちぇっ、あきえちゃんに叱られるシーンを見逃した。

「2番目ってお前なあ。まあ仕方が無いか。常々言っているもんな。1番尊敬する女優は『西九条れいな』さんだって、それは同意するよ。」

「えっ。私?」
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