毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
Ellie & Yully
怒っていいのか
心配したらいいのか。

光君が学校を休んで1週間が経ったころ。

夜、夕食を食べる食欲もなく
家で妹と一緒にお風呂に入って、
部屋でぼんやりケータイを眺めていたら
ケータイが急に音を立てて震えた。


光君っっ!

『もし・・も、もしもし、もしもしっ』


「あ、美月ちゃん?」

『え? あ・・はい・・』

女の・・人・・
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