アラサーの恋愛事情。
「候のを選んでどうすんの。姪っ子ちゃんのでしょ?」

さすが男の子。

絵本に留まらず図鑑にまで手を出し始めたのですかさず止めに入る。

「なぁ? お前はどの絵本がオススメ?」

私はいつも買っている絵本を候に渡した。

「私はこれかな? 私が小さい頃に好きだった絵本なんだけど。 この絵本を見せると大泣きしてても泣き止んでたらしい」

今だに実家にある大好きな絵本。

たぶん、擦り切れるほど見た記憶がある。
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