蘭王と1輪の黒百合
「今日 俺と居るところを誰かに見られた。族の人間だ。」


え。それって…


「広大はこれでも蘭王のトップなんだ。ということは 周りの奴にも狙われる立場って事は分かるよね?」


う、うん…
だんだん 嫌な過去が頭をよぎる。


「お前と翔は狙われるかもしれない」

ドクンッ!
やっぱり…

変な汗が私の背中を滑り落ちる


「これからは周りに目を配って。俺達も出来るだけ守るから なるべく1人の行動を避けて」


「は、はい。」

明日ショッピングモールに翔くんと行きたいんですけど お許し出るかな?
こんな話された後だし…



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