私限定の甘さ
男子から聞こえてきたことの意味がわからなくて首を傾げる。
「ねぇ、怜って『姫』って呼ばれていたの?」
「はぁ…」
た、ため息つかれた…。
軽くショックを受ける私。
むぅ…。
ため息までつかなくても…。
「私じゃなくて、あんた」
「え?」
「だーかーら、『姫』って呼ばれるの、あんた」
「…え?」
「あんたさ、自分の外見にもっと自身持たないと!!
充分、可愛いんだから!」
「怜…」
なんだか嬉しくなってきて、ギュッと怜に抱きつく。