Secret twin LOVERS〜秘密の御曹司に、奪われ愛〜

「あ…これ、おいしい…」

呟くと、

「お気に召しましたか?」

と、秋冬さんに訊かれた。

「はい…とっても好きな味で…。このカクテル、なんて言うんですか?」

「これは、私がオリジナルで作ったものなので、まだ名前はなくて」

「そうなんですか…」と、もう一口を飲む。

「初めて、お客様にお出ししたのですが、気に入っていただけてよかったです」

そう言って、微笑んだ。


< 10 / 93 >

この作品をシェア

pagetop