癒し恋~優しく包まれて~
五時半には帰る予定にしていたのに、気付いたら六時近い時間になっていた。
私がだらだらと話していたせいだ。
「大丈夫だよ。気にしなくていいから。でも、あまり考えすぎないでね。また明日」
私の頭を軽く叩いて、玄関に向かう俊也さんのあとを追った。
靴を履いた俊也さんは振り向いて、私を抱き締めた。今日は何度抱き締められたんだろう。
「離れたくないな」
「でも」
「うん、行かなくちゃならないしね。じゃあね」
私も離れたくないけど、このあと行くところがあるというから引き止めることは出来ない。笑顔で手を振った。
どこに行くか結局聞いてはいないけど、多分気にするほどの場所ではない、
俊也さんが自分を大事にしてくれているのは分かるし、今度挨拶に行ってくれるというのも嬉しかった。
だから、このことも考えすぎないようにしよう。
テーブルの上のコーヒーカップを片付けながら、壁のカレンダーを見る。
近いうちとはいつだろう?
今週末か来週末かな。実家に連絡して予定を聞いておいたほうがいいかも。両親とはもう三ヶ月も連絡を取っていないけど。
私がだらだらと話していたせいだ。
「大丈夫だよ。気にしなくていいから。でも、あまり考えすぎないでね。また明日」
私の頭を軽く叩いて、玄関に向かう俊也さんのあとを追った。
靴を履いた俊也さんは振り向いて、私を抱き締めた。今日は何度抱き締められたんだろう。
「離れたくないな」
「でも」
「うん、行かなくちゃならないしね。じゃあね」
私も離れたくないけど、このあと行くところがあるというから引き止めることは出来ない。笑顔で手を振った。
どこに行くか結局聞いてはいないけど、多分気にするほどの場所ではない、
俊也さんが自分を大事にしてくれているのは分かるし、今度挨拶に行ってくれるというのも嬉しかった。
だから、このことも考えすぎないようにしよう。
テーブルの上のコーヒーカップを片付けながら、壁のカレンダーを見る。
近いうちとはいつだろう?
今週末か来週末かな。実家に連絡して予定を聞いておいたほうがいいかも。両親とはもう三ヶ月も連絡を取っていないけど。