癒し恋~優しく包まれて~
瑠美は前からカズさんなんかやめてもっといい男を探せと言っていた。だけど、探して見つかるものではないし、何よりもカズさん以外の人が目に入らなかった。
失恋するまでは……。
カズさんよりもいい人には出逢わなかった。私はカズさんしか見えていなかった。
もっと周りに目を向けていたら良かったのかな。でも、私はカズさんを好きでいる自分も好きだった。だから、好きだったことを後悔したくない。
思いは無駄なものではなくて、宝物だと入江さんも言ってくれた。
そう考えることでまだたまに思い出したりはするけれど、宝物として保管しておいて、新しい宝物を探したいと思えるようになってきている。
入江さんのおかげで失恋した心は確実に癒されてきていたし、少し新しい恋の予感もしてきている。
「瑠美、私ね、好きな人が出来そうなの」
「マジで? あのバカな兄ちゃんよりも?」
「うん。同じ会社の人なんだけど、カズさんに失恋したときに偶然会って、慰めてもらって……」
瑠美は私が失恋した次の日に電話をくれた。カズさんから私に婚約者を紹介したと聞いたからと慌てて掛けてきたのだった。
失恋するまでは……。
カズさんよりもいい人には出逢わなかった。私はカズさんしか見えていなかった。
もっと周りに目を向けていたら良かったのかな。でも、私はカズさんを好きでいる自分も好きだった。だから、好きだったことを後悔したくない。
思いは無駄なものではなくて、宝物だと入江さんも言ってくれた。
そう考えることでまだたまに思い出したりはするけれど、宝物として保管しておいて、新しい宝物を探したいと思えるようになってきている。
入江さんのおかげで失恋した心は確実に癒されてきていたし、少し新しい恋の予感もしてきている。
「瑠美、私ね、好きな人が出来そうなの」
「マジで? あのバカな兄ちゃんよりも?」
「うん。同じ会社の人なんだけど、カズさんに失恋したときに偶然会って、慰めてもらって……」
瑠美は私が失恋した次の日に電話をくれた。カズさんから私に婚約者を紹介したと聞いたからと慌てて掛けてきたのだった。