[BL] ずっと君の側に

千歳side

 政晴の帰りが遅い。


十数分前に出ていったが、流石に遅すぎる。


具合が悪いのか?

それとも、迷ったのか?


どちらにせよ、心配だ。



「五条君、遅いね。
ちょっと、私、見てくる」


「うん、宜しく」



本当なら、俺も行きたいけど、不自然すぎる。


まぁ、俺も5分くらいしたら、出るか。

幸と中前さんを二人きりにしないとだし、でも、幸が上手くやれるとは思わない。

けど、応援してやりたいって、思っちまうんだよなぁ。



そして、5分後――。


そろそろ、出るか。



「ちょっと、俺も政晴探してくるわ」



「まだ、戻ってこないの心配だね。
皆で探しに行く?」



横にいる幸が驚いていた。

二人きりになるチャンスを失いたく無いみたいだった


全く、仕方ねぇなぁ。



「いや、皆で行って、入れ違いになったら
大変だし、二人はここにいて」


「そうだね、じゃあ、お願い」


「うん、行ってくる」



部屋を後にした。


< 14 / 70 >

この作品をシェア

pagetop