鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。

その後。

宮部先輩とは、その後もいい先輩として
接してもらっている。

そして私は、課長と変わらずに
夫婦関係が続いていた。

家と課長が見張っている範囲でしか
お酒を飲まないというルールを決められてしまう。

まぁ自業自得だから仕方がない。

それでも一緒に居られるならそれでいい。
私は、すっかり課長に胃袋も心も掴まえられてしまう。

もう二度とあんな失敗はしない。

あれから1年後。
そんな私達に新しい命を授かった。

「おぎゃあ……おぎゃあ……」

「おめでとうございます。
元気な男の子ですよ」

私は、元気な男児を出産した。
もちろん課長の子供だ。

病室に移動すると課長は、嬉しそうに
抱き締めてくれた。

「よくやった。産んでくれてありがとう」

私を労ってくれた。

「えへへ……赤ちゃん見ました?」

「あぁ、凄く可愛かった。
男だからな。いい名前を考えてあるぞ」

課長は、赤ちゃんの名前を考えてくれたようだ。

一体どんな名前だろう?

「どんな名前ですか?」

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