過去ポスト
「サユ」


名前を呼ばれると、夏の顔が目の前にあった。


あたしの唇に暖かな空気が触れる。


「夏……」


「ありがとうサユ。またな」


夏はそう言い、青空の中へと消えて行ったのだった……。
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