凍ってしまった王女の心
第二章 新しい暮らし
そしてマリーナは、もう誰も傷つけたくないと思い王宮を出て遠くの森で、誰も使ってない古い小屋を見つけ、そこで暮らし始めました。

一年ぐらいたった時の事でしょうか。マリーナの新しい母親が魔女であることが分かり、そしてマリーナに呪いをかけたことが明らかになりました。

そこで国民達は、マリーナ王女に対する自分達の態度がどれ程マリーナ王女を傷つけたのかということを深く考え反省しました。

すぐさま、マリーナの新しい母親は、死刑になり、処刑されたのですが、魔女は、死ぬ直前に「私がかけたマリーナの呪いは、私が死んでも消えない!」と言いました。

マリーナの捜索は、マリーナの新しい母親の悪事がわかる前からされていたのですが国中を探しても見つからずマリーナの居場所が全然分かりませんでした。

下手をしたら国同士の戦争になるので他の国まで捜索しにいくことができず、マリーナの父や国民は、ただマリーナの無事を祈るばかりでした。



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