年下彼氏とSweet Life
ピアノ科は、ほとんどが女子だ。
男子は、少数だ。
今年は、3人だけだった。
その中に、コンクールの常連がいる。
いくつも賞を取っている。
南川雅司、父も注目している。
「久賀さん、あの久賀 亮さんの娘さんだよね。俺は、南川雅司、よろしく。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
「君は、余りコンクールとかには、出ないんだね。妹さんは、たまに見かけるけど。」
「妹は、才能あるから。私は……」
何と続けていいのか、私は南川さんの顔を見られなかった。
「君のピアノ、楽しみにしているよ。俺のライバルかどうか。」
「私はライバルには、なれないと思うよ。」
「さあ、それは、これからわかるよ。」