年下彼氏とSweet Life


「でもさ、聖君だって1日中いるわけじゃないから、文化祭に来る時間が午前か午後か聞いて、その時は制服で一緒に案内して、来ていない時に、メイド服でクラスの担当になればいいんだよ。大丈夫だよ。私がうまくカモフラージュしてあげるよ。」

「そうだよね。そうする。ありがとう、真子。」


その時は、上手く行くものと信じていた。しかし、私たちは、聖を甘く見すぎていたのだ。




文化祭は、土曜日の午後と、日曜日の午前が公開される。

聖にいつ来るのか、聞いてみたが、都合がわからないと言われ、取り敢えず、私が土曜日の1時~3時、真子が3時~5時、次の日曜日は9時~10時半が私、そのあと12時までが真子。

聖が来る時間によって、真子が変わってくれる。

着替えをしている時間はないから、メイド服の上に膝たけのコートを着ることにした。

「泉、聖君からメール来た?」

「ううん、来ない。」

土曜日の午前中、とうとう聖から、いつ来るのか連絡がなかった。

私からメールしても、返信が来ない。急用でもできて、来れなくなったのかもしれない。
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