好きな人は幼馴染み
「ダメに決まってるでしょ!!
絶対にダメ!!今更なんなの??
アコは英輔の事、好きじゃない!って
言ったじゃないっ!!!

なぁ〜んて私が言うと思った??
アコの気持ちなんか私はお見通しだよ?
知った上で私はアコに釘を刺したの。
アコは私が英輔を好きって言ったら
黙って身を引くってわかった上で
先手を取ったんだよ?」



わざと、自分を悪く言うなっちゃん。
そんな事ないよ?なっちゃん。



「それでも、なっちゃんは私に正面からぶつかってくれたんだよね…
ありがとう……大好きだよ」



「もうっ、本当バカ!
アコのバカバカっ!!
このお人好しッ!!
本当手のかかる親友なんだからっ!」



なっちゃんは涙を流しながら
私を抱きしめるから
私も必死に止めてた涙が
ダムのように溢れだして


2人で抱き合ってわんわん泣いた。


なっちゃん、こんな私を親友と言ってくれてありがとう。



少しの間2人で子供みたいに泣いた後
なっちゃんがバックから
昨日買ったプレゼントを出した。
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