始まりは、嘘。
そう言って彼は、病院の外のベンチまで案内してくれて、自販機で飲み物まで買ってくれた。






「今日さ、まことはなんでここに来たんだ?」


「話すと長くなるかもしれないんだけど、」





「いいよ、俺が全部聞く」


そう言ってくれた篠田くんに嘘をついてはいけないと思った。





だから、1から話した。


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