桜戯
「入らないって何回言ったらわかるの!?」
「いれる」
「あー、もうめんどくさくさいな!
私は族の総長なの!だかはほかの族になんか入れないの!わかった!?」
「やっぱりな」
「やっぱりそうですか」
「知ってたなら誘わないでよ!」
「どこの族だ。」
「言うわけないでしょ?」
「じゃあ俺達、龍顗と同盟を組め。
どうせ小さな族かなんかだろう?」
「言ったじゃない。
あんた達なんて私ひとりで十分だって。そんな小さな族なわけないでしょう?」
「もしかして、桜戯…ですか?
桜戯なら悔しいですが不可能ではないと思います。」
「は?」
「桜稀って蓮の…?」
「「え?」」
周りを見渡してみると一時間目は移動教室だったのか教室にはもう誰もいなかった。
まぁ龍顗は正統派だし桜戯だとバレても私の仕事には支障がないしいいや。
「そう。私が桜戯の総長、桜稀。」
「「「「えええええぇ!」」」」
「フッ。」
「会いたかった。」
「いつも会ってるじゃん?(笑)」
「お、覚えてないか?
俺は小さい頃お前に一度救われているんだ。」
「小さい頃?
……あ、家に帰れなかった男の子!?」
「そうだ。俺はお前のおかげであの時救われたんだ。ありがとう。
お前、言ったよな?『私にもう一度会いたかったら私を超えてみろ』って。桜戯はまだ超えてねぇけど世界のNo.2まではきたぞ。」
「そっかそっか~なんか聞いたことある名前だと思ったら遥山 蓮、あんただったか。まさか龍顗の総長だったなんて思ってもみなかった。強くなったね!」