未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。
やることなすことすべてが上手くいかない。
自分がほんとに嫌になる。
「……なんだよ。なんでこうなるんだよ」
口に出すとますます惨めな気持ちになり。
教室に残っているクラスメイト達の好奇の視線が痛くて、俺は逃げるように教室を出た。
央子が好奇心で聞いてきたのではないことぐらい、ちょっと考えればわかったはずだ。
彼女は本当に俺たちの事を心配して近づいてくれたのに、なのに俺は彼女を野次馬扱いしてしまった。
央子が怒るのも当然だ。
考えてみれば、あまり人付き合いが上手くない方の俺にとって、央子は圭祐に次ぐ二人目の本当の友達だった。
それなのに俺は……。
もしかして、圭祐も咲雪も俺のこういう所に嫌気が差したんだろうか。
いや、もしかしたらそれ以外にも俺には致命的な欠点があるのかもしれない。
冬の空は憎らしいほどに青く澄んでいて、一人で帰る俺は孤独感に打ちのめされた。
幸せそうな恋人達の姿を見るたびに胸が締め付けられる。