未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。
「……その、央子ネエの妹さんは今はどうしてるの?」
地雷爆裂。
よりによって一番聞かれたくない質問をされてしまった。
一瞬、口に出すのを躊躇いながら、俺はなるべく遠まわしに答えた。
「……会ったことないな」
そう言うと、咲雪ははっと表情を固くした。
「死んじゃったの……?」
「…………」
俺が黙っていると、呆然とそう呟いて俯く咲雪。
かなりのショックを受けているのは間違いない。
俺は思いっきり口を滑らしてしまったらしい。
央子の妹のことなんて、咲雪にわざわざ言う必要なんてなかったのに。
ああーマジ最低。
どれだけ時間がたっただろうか。
俺がこの沈黙に耐え切れずに口を開こうとした瞬間、咲雪は顔を上げて今にも泣き出しそうな悲しそうな顔で俺のほうを向いた。
そして、彼女は口を開き、何度も言いあぐねてからやっと搾り出すように言った。