清華魔法学園Ⅱ〜魔法戦争編〜
「紗久」
100m走の時と同じように赤団白団交互に各レーンに並ぶ中、隣の人が私に声をかける。
その人物とは......
「お、お兄ちゃん......」
私の隣で怒り心頭なお兄ちゃんに苦笑いしかできない私。
お兄ちゃんの頭には白のハチマキ。
お兄ちゃんは私と違う団だから怒っている......訳ではもちろんなくて。
いや、それに関しても相当怒っていたっていうか、落ち込んでいたんだけど。