一番星シリーズ~おまけSS
「絢華」
「ん?」
いつの間にかお互いに距離を詰めていて、優太は繋いでいない方の手をあたしの頬にもってきて、人差し指の背でそっと撫でる。
それがなんだか凄くくすぐったくてぴくりと身体を震わせると、優太は小さく息を吐く。
「あー、もうやべえ」
「え」
「ほんと絢華は可愛すぎんだよ」
「……」
そんなことを言われても何て答えたらいいのかわからなくて、きょろきょろと視線をさ迷わせる。
そしたら両掌であたしの頬を挟んで、優太は腰を折ってその視線に合わせるように至近距離にやってきた。
頬から伝わる優太の熱と目の前から感じる優太の熱い視線に、頬がかっと熱くなり、鼓動はどきどきと早鐘を鳴らし始める。
「ん?」
いつの間にかお互いに距離を詰めていて、優太は繋いでいない方の手をあたしの頬にもってきて、人差し指の背でそっと撫でる。
それがなんだか凄くくすぐったくてぴくりと身体を震わせると、優太は小さく息を吐く。
「あー、もうやべえ」
「え」
「ほんと絢華は可愛すぎんだよ」
「……」
そんなことを言われても何て答えたらいいのかわからなくて、きょろきょろと視線をさ迷わせる。
そしたら両掌であたしの頬を挟んで、優太は腰を折ってその視線に合わせるように至近距離にやってきた。
頬から伝わる優太の熱と目の前から感じる優太の熱い視線に、頬がかっと熱くなり、鼓動はどきどきと早鐘を鳴らし始める。