一目惚れ。

彼女はお隣さん。



数週間後。


彼女とはもちろん進展なし。


そんな土曜日。一人ぼっちの俺。


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ーー



ピンポーン


「は-ぃ」


ガチャ


「!!」


「こんにちは♪」


そ、そこには


「お母さんがコレ…夕司クンお昼まだだよね?」


美味そうに冷えた素麺と、容器に氷を入れて冷やした麺つゆを持っている

「一緒に食べよ?」


彼女こと、槙 紗代だった。


「ぁ、ありがと♪じゃあ上がって-」


かんなりドキドキしながらも彼女を家に通した。


「おじゃましま-す」と丁寧に頭を下げ紗代が俺のあとに入ってくる。


彼女のお母さんに感謝だ!


でもこの驚きの展開を飲み込めず、即座に久遠にメール…


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件名:無題

紗代が今昼飯一緒に食おうって家に来た!ど-しよ(;_;)

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その間にも紗代は。


「キッチン借りるね-!ぁ、この皿使お!」


と、楽しそうに昼飯の用意をしている。


メールから1・2分後久遠から返信きたーーー!!


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件名:Re:

チャンスじゃ-ん。とりあえず襲っとけば?

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死ねやーー!!!


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