諦めた夢を古本屋『松岡』が叶えます

 コバさんは、松岡さんの言うことを聞きいれて、素直にテーブルへ戻った様子であった。  

だが、昇哉さんにはトイレに行くと言ってその場を離れたようだった。

「陽和。いい友達持ったな」

「親父、ネコカフェはやってくれるんだろうな」

「ああ、責任は太橋さんが持つよ」

 林総理大臣は、太橋さんを見て言った。

 太橋さんは頷いていた。

「……分かりました。では一つ条件があります。ここで作るにあたり、私の希望通りにして作っていただきたい」

 林総理大臣は、松岡さんの目を凝視して頷いていた。

「……いいだろう。その条件は叶えてあげられる。ねぇ、太橋さん」
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