嵐王


【そろそろ集まっただろ。】


「そうですね。
そろそろ下に…「失礼しますッ!総長ッ!!」」


匡の声を遮って入って来たのは下っ端くん。


「つ、伝えたい事がッ!」


「…皆、静かに聞こう。」


捺央が促す様に下っ端くんに頷く。


「さっき、連絡があって
倉庫に向かってた二人が…襲われましたッ!!」


それは、私達に向けての宣戦布告だと
ここに居る皆が感じ取った。


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