嵐王


『えーっと、紫苑?』


「………ん?」


『私達が居なくなってここはある意味賑やかだね…。』


ワー、ワ-!!


「総長達の行方は!?」

「まだ連絡もねぇーのか!」

「ねぇなら片っ端から探すぞ!!」


倉庫の入り口に居る私と紫苑が見えない位に
慌ててる下っ端の皆。


申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちが合わさる。


『皆ー!ただいまッ!!』


だから、その気持ちを表す位の声を出した。


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