嵐王


「おーし!

そんじゃ、全部片付いた事と
紫苑と信歩の進展を願いまして〜乾杯ーーー!!」


「「「「乾杯ーーーー!!!」」」」


『もう…好きにして………。』


はい、諦める事にしました。


「俺の酒が飲めねぇっかぁ!?」


「黒鉄、嫌な上司みたいになってますから。
困らせるのは止めましょうね?」


「んじゃ〜…匡が飲めぇい!!」


ガヤガヤと賑わうのを見て、呟く。


『もう皆を傷付けなくて済むよね…?』


大切になればなる程…怖くなる。


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