アテナ魔法魔術学園

慣れるまでが大変だ

クレイオス side


はああああ!緊張する!


午前の長い授業は終わったし、午後は防衛学、即ち、実技!運動!スポーツ!


机に座って、ペン持ってカキカキするのは嫌いではないけど、変な疲労感があるんだよな


でも、そんな午前は終了!現在は昼休み!エラとランチ!


エラの手作り弁当の方がすごく魅力的だけど、これはこの前エラの弁当を食べちゃった時のお詫びだし






ああ、あの時は決闘を申し込まれたからイライラしてて、すごく自分勝手に行動した気がする…




エラからしてみれば、俺は横から弁当を奪った知らない男っていう印象じゃないか!






最低だ……横暴ヤロウだ……





「クレイオス?もすもすー?クレイオスさーん?」


「ん?」


「昼メシ食べへんのー?食堂行こーや?」


「ごめん、俺パス」


「しょぼーん」


ギルは口で出した効果音のように眉が下がり、口元がへの字になった




「いや、しょぼーんって…」


「しょぼぼぼーん」


「…("ぼ"が増えた)」


「しょーん」


「ウザい」


「はう!打撃がっ!

ひどいやないのー!クレイオス!私のことを棄てるのね!そんな薄情な男だったのね!」


「ギルは俺の彼女かよ」


「ちゃうわ!
俺っちは女の子が好きやー!」
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