アテナ魔法魔術学園


しかーし!
世の中はそんなに甘くない!




上には上がある。白眉。一頭地を抜く。一騎当千。そんな言葉が出るような人物がいた



順風満帆という言葉通りの人生にクレイオスとの出会いは俺っちに衝撃を与え


そして、俺っちは初めて挫折した




自身の能力も努力もそれに対する結果も、全てが魔法使いの平均以上というよりもトップクラスの実力



そんな自分よりも上の生徒は同い年では居ないと思っていた




だけど、いた。敵わないと感じた


考えるよりも早く本能が危険だと警告を鳴らした




圧倒的な魔力




たったそれだけで、酷く、貪欲に、切実にドロドロとした醜い感情が顔を覗かせた。けれど、それ以上に憧れた。どうしようもなく憧れ、近くに居たいと感じた



入学式初日のクレイオスとアレシアの決闘を間近で観戦して、脚が震えた
恐ろしかった。怖かった。寒心に堪えなかった



アレシアを赤子の首をひねるが如く相手したクレイオスが



全力だったアレシアに対して底が見えないクレイオスが



型にはまらない自由な戦法をするクレイオスが








本能的な恐怖だった

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