〜ワスレナグサ〜 美しき世界


歩くこと数十分…

栞里「あっ!みて!」







結花「うそ…でしょ…?」



胡桃「なにここ!?」



栞里「家が全部平屋だ…」



麗「江戸時代…てきな…?」


胡桃「ちょっと行ってみよーよ!」


栞里「あっ!まって!」


麗「てか、すっごい視線感じるの私だけ?」


結花「いや、私もだ。」


それはそうだろう。なんせ4人は着物ではない。江戸時代にはありえない服装だ。



麗「ちょっとわたし今何年か聞いてくるっ」


結花「あ、おい!」


結花「胡桃!栞里!行くよ」


胡桃 栞里「うん!!」




麗(あのお茶屋さんの人に聞いてみよ!)

麗「あの…」



茶屋「へい…?」


麗「つかぬことをお聞きしますが今は何年ですか?」


茶屋「そなん文久3年やないか〜 それにしてもあんさん別嬪さんやな〜」


麗「あ、ありがとうございました!」



麗「結花…いま、文久3年って…」


結花「うん、これは間違いなく…」


麗 結花「「タイムスリップ!?」」




そのころ…


胡桃「ねー!栞里!あのお店行きたい!」


栞里「危ないから気をつけて!「ドンッ!」って言ったじゃん…」


胡桃「いてててて…」


浪士「おいっ!嬢ちゃん前よく見てあるけよ」


胡桃「ご、ごめんなさい!」


浪士「あぁ?どーすんだよ、この着物高かったんだよなぁ」





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