ふたりぼっち
あとがき
どうもこんにちは、林トウヤです!


この度は『ふたりぼっち』をご愛読いただき、ありがとうございました!


いやー、まさか誘拐犯が旦那さんだったなんて。と思って下さった読者様は果たしていらっしゃるのでしょうか……。


冒頭では冷酷だと思っていた明彦の人間らしい弱さと、壊れやすいと思っていた春の前向きな姿勢を描けて、楽しかったです。

ああすれば良かったんじゃないか、こうすれば、もっとスムーズに解決出来たんじゃないか。

それは問題の結末を知っているからこそ思えることであり、問題にぶつかっている本人は必死になりすぎて他に何も見えていないこともあると思います。


きっとアキは、今まで経験したことの無い問題にぶつかり、四苦八苦したんだろうなぁ……と考えながら執筆しました。

先の見えない未来への不安・奥さんから忘れられてしまった悲しみ・どこにぶつければ良いのかも分からない苛立ち。


それと共に、”旦那の自分がしっかり守ってやらなければ。”と言う責任感から、アキ自身もどんどん追い詰められていったんじゃないかなと思います。


その四苦八苦の現れが、アキの部屋に置いてあった本のタイトルの数々です。細かいネタを引っ張りましてすみません。


1度”真実”を知ってから最初の方を読むと、また見え方が変わってくるかも知れません(^ ^)


出勤しようとしたアキに、ハルが駆け寄るシーンではアキがハルを見て微笑みます。

何故微笑んだのかと解説しますと、

”普通の新婚生活を送れていたのなら、ハルはこんな風に毎朝玄関まで来て見送ってくれるんだろうな……”

と、アキが心の中でまだ見ぬ夫婦としての2人の未来を連想したからなんです。

文章能力低くて申し訳ございませんorz

玄関のパスワードが結婚記念日なのにも、アキなりの様々な”想い”が込められています。

どのような想いかは、読んで下さった皆様のご想像におまかせ致します(^_^)


あともう気付いた方もいらっしゃると思いますが、章ごとのタイトルが実は、アキがハルに向けて送っている言葉だったんです。

章タイトル、昨日の君に「さようなら」では、記憶喪失になったハルが目を覚ますシーンで始まりますが、この時に、アキは昨日までのハルに別れを告げていたのです。


そして、今日の君に「はじめまして」では、今までのハルを忘れ、必死に今目の前にいる新しいハルと接しようとしているアキ。


最後の、明日の君に「あいしてる」では、ハルと共に明日に進むアキの姿が。

そして最終のページには今までのハルも、これからのハルも全て受け入れて、これら全ての言葉を彼女に贈っています。

……こんな旦那さん、良いですね。笑


そしてこの小説は、”愛”をテーマに書かせて頂きました。



本物の”愛”とは何だろう?

一方的に好意を押し付けること?

相手に依存することなのだろうか?


と考えた時、本物の”愛”と断言出来る物は中々、見つけることが難しいと思います。人それぞれで”愛”の表現方法や価値観は違いますしね。


本作品では、最終的に【損得感情無しに支え合う】という”愛”をテーマに着目して執筆致しました。

これからも皆様が読みやすい小説を書ける様、日々精進したいと思います。


ではでは、ここまで読んで下さり、誠にありがとうございました!!
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