鐘が鳴った日
その、強い錆びた鉄のような匂いの方に近づいてみた。

「エミリー? 」

やはり、返事はなかった。

キッチンの方に行ってみると、赤黒い液体が床に広がっていた。

「これは・・・・血? 」

強い錆びた鉄のような匂いの正体は、多分、血だった。

エミリーは、一体どこに行ったのだろうか。

次は、エミリーの部屋に行く。

エミリーの部屋に行く時通る廊下にも赤黒い血が広がっていた。それに薄暗かった。

エミリーの部屋の前に行ったとき、悲鳴が聞こえた。

「エミリー!! 」

私が部屋の戸を開くと、目の前でエミリーが母親に殺されていた。

「サリーちゃん・・・・、逃げ・・・・」

エミリーは、胸から、大量の血を流していた。

どうしてエミリーは、母親に殺されたのだろうか。

その答えは、すぐにわかった。

エミリーの母親の目は光を失っていて、獣のような鋭い目付きをしていた。

何があったのだろうか。
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