キスと涙で愛を知る【加筆修正・完】
ライブハウスからかなり距離が離れたところまで行ったけど見つからなかったから藍に連絡してみるかと携帯を弄ろうとしたら、ちょうど星渚から着信があった。
碧音、見つかったのか?!期待を込めて画面をタップ。
「星渚、碧音いた?」
『スタッフで刹那を見た人がいて、出てったままだって教えてくれた。だから外のどっかにいる』
「俺、大分広い範囲探したけどいなかった」
『一旦戻ってきて』
電話を切り、足早にライブハウスに戻ると星渚が入り口で藍と一緒に待っていた。
その場に碧音がいないということは、藍も見つけられなかったのか。
「今藍と話して決めた。ライブまで時間がない、探すのは止めて控え室に行く」
「は!?碧音はどうすんだよ」
星渚に食ってかかると藍に止められた。