朧咲夜ー番外篇ー【完】


「私が言ったからだったの⁉ 言わなきゃよかった……」


「ノリでした」


「それで……お前の本心は、どれなわけ?」


「報道カメラマンになろうと思ってる」


「いつ進路相談のフリになってたの⁉」


「言ったじゃん。咲桜のことは吹っ切れてるって。友達の関係がどうなるかは、これから次第じゃん。

ってわけで、俺は――流夜くんや吹雪さんの側を伝える人になる。って、もう決めた。誰に反対されても曲げない」


「……お前が自分を曲げないのはよく知ってるよ。……すきにしな。でもね」


咲桜は頼を斜めに睨み上げた。


< 90 / 238 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop