君へ
最後の願い。
ガチャガチャ.....
「ん"~」
カシャッ
ん?カメラ?気のせいか?

「おはよう。誠くん」
「.....。」
「誠くん?」
「今日、何日だ?」
「15だよ?」
「そっか?」
「どぉした?」
「ううん。なんでもないっ」
「えみっちだから、今日何日だ?」
「え?だから、15って.....」
「そうだっけか?ごめんな。」

最初の異変はここからだった。
ほんのちょっとの、だれにでもある
物忘れ。
そうでしょ?

でも確実に誠くんは、おかしくなっていった。
私の不安を裏切らない。

「あれ?なんでおれここにいるんだ?」
「誠くん?」
「あっ思い出した。」


「おれきょうごはんたべてない。」
「今食べたばっかだよ?」
「そうか?」

「おれの服はどこだ?」
「なんいいってんの?誠くん?ずっときてるじゃない?」
「ないない!」


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