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熱くなってきた頬に気付かれないように、スープを啜る。

達巳は美味しそうに、私の作ったオムライスを頬張ってる。

なんかそれが、嬉しいなとか思ってしまう。

「……それで。ほんとに達巳、うちに住むの?」

「住むっていったでしょ。
もう部屋、引き払ってきたし」

「ふーん」

「何度もいうけど、おまえとどうこうとか、絶対あり得ないから。
沙智に彼氏ができたら出て行くし」

「そうですか」
 
へらへら笑う達巳に複雑な心境になった。

……私の気持ちなんか知らないで。
知らないからね、ほんとに。
 

そして私たちの奇妙な同居生活が始まった。

……わけだけど。

その後、美夜の浮気が発覚し、やけになった達巳とそういう関係になり。
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