奥様は整形美人!?
電気を付け、テレビの電源を押した。


ソファーに座り、美姫が入って来るのを待った。

ガチャガチャ…
バタン…


廊下を歩く足音が近付く。

この家、あんまり足音しないなぁ…美姫の足音はドタドタしてうるさかったのに。

まぁ…静かだからいいかぁ。


「ただいま。」

「おかえりぃ。」

美姫の方を振り向きもせず答えた。


「いい所にあるのね。この家。」

「そう?忙しかったから探索する暇もなかったよ。」

「挨拶まわり私行ってないからもう一度いかない?手土産買ってきたの。」

ガサッと紙袋の音がした。

俺は美姫の方を振り向いた。


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