春に晴耕雨読
ビブる
今日ドラッグストアーのシャンプーコーナーを物色していると近くで女子高生らしき人たちの会話からあるキーワードが聞こえてきた。

それはおよそ一年前ぐらいに群馬の駅で女子高生の会話から聞いた「ビブル」ということ言葉である。

話を聞いていくとビブるというのは「ビブレというデパートに行くこと」を表しているということがわかった。

この言葉を聞いたときはけっこうな衝撃がありこいつらはたかがビブレに行くだけのことをわざわざビブると言っているのかと思ったものである。
今回再び聞いたことによりビブるという言葉が高崎全土の女子高生に広まっていることがわかった。

しかしもしかしたら高崎だけではないのかもしれないと思いググって(Googleで検索する)みたところ300件近くヒットした。

しかし「ビブる」という言葉にはビブレに行くという意味だけではなく音楽用語のビブラートを使うという意味でも使われることがあるらしい。

そう考えるとちょっとかっこいい気もする。
「そこもうちょっとビブったほうがいいんじゃない」などという言葉は音楽関係であることを想像させる。

他にも「美人ぶってる」という意味で使われることも想像できる。
「あいつ今日美ぶってるんじゃない」などと言われようもんなら確実に悪口である。

と考えるともしかしたら近くにいた女子高生はシャンプーコーナーでアジエンスの成分などを見ていた自分をみて「あいつ何美ぶってんだよ」などと言っていたのかもしれない。
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