命短き、花初恋。
デスクに向かうと、1枚の紙を渡される。








「これは…」








そこには、今大人気の恋愛小説の表紙。








「あの…これは?」








「君も知ってるだろ?今大人気の小説家、里








倉 なみ先生。」








「はい。存じ上げています。」








「で、君。明日から、里倉先生の担当ね。」








「え?何で、私なんですか?」








「いや、ね…君なら、お固めだから…いいかな








ぁ、と…」








お固め…?








すると後ろから…








「ちょ!部長!俺にやらせて下さい!」








「島津さん…」








「島津。お前には任せられない。」








「なんでですかっ!?女のコイツより、男の








俺の方が…」








「お前はすぐ突っかかるだろ。」








「っ、それは…」








「て、ことで。水元、頼まれてくれるか?」








「はい。」








「水元…!」








「大丈夫よ。島津さん。私、頑張るから。」








私は、里倉先生の担当を引き受けた。








この事が、








私の人生を変える。
< 26 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop