ワンコ時々オオカミ

真琴サイド

「ふぅ〜着いた〜」とボーイの手を借りホテルの自分専用の部屋に梓を連れ来てソファーに座らせた。自分のマンションに連れて行こうかと思ったが隣にミーが住んでいるのできっと連れて帰れば大変なのが必死、自分はどうなの?って言いたい。

「それでは、これで」とボーイは真琴に頭を下げて部屋を出て行った。

「ありがとうございます」とボーイに頭を下げた、そのあと備え付けの冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーターをだし、フタをあけて梓に「どうぞ」と渡そうとした。

「飲ませて」

「えっ?」

「口うつしで飲ませてくれなきゃ飲まないっ、ダメ〜」と仔犬の様な瞳で真琴を見上げる。

かっ可愛い///♥︎なんなのコレ男の大人だよね?私より歳上だよね?
「しっ、した事ないよ」ゲームの選択はしょっちゅうしてるけど…

「一応婚約だし〜ね〜え〜」と食い下がる。

うわーたれ耳がー見えるーヤバイ、ヤバイ可愛い〜///♥︎

「わ、わかりました」と酔った勢いで真琴は口に水をふくみ(私のファーストキスあげます)と心の中叫びペットボトルを持ったまま梓に流し込んだ。

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