【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。
「ぜ...零さ...んがっ、はっ花ぢゃんに...ぐすっ...優じぐ...するからっ...!」
泣きながら晒す間抜け面
嗚咽と共に、思わず本音が出る。
「お前の友達だから、優しくしてるだけだろ?」
「でぇ...でも...ぐずっ...」
「...お前が仲良くしてほしそうだったから、したんだろうが。
ほぼ初対面同士、2人っきりにしたお前も悪いだろ」
「...」
「...妬くぐらいなら、最初っからするな」
「...ごめんなさい...」
零さんの言葉が正論すぎて、謝ることしかできない。
でも、こんな風になるとは思ってなかったんだもん。
今日でハッキリした
私以外の女の子に...優しくしないでほしい。
自分がこんなにも心が狭い奴だなんて、初めて知った。