【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。
半ば強引に、私を学校の外へと連れ出す直人。
荒れてる気持ちが、色々な感情を呼び出す。
イライラしたり
悲しかったり
そして驚いたり。
「...ねぇ、どこ行くの?」
「うーん、全然決まってないけど、そこら辺を適当に?
適当に歩いてたら、なんかスッキリするだろ?」
「...知らないけど」
素っ気なく言葉を返すけど
正直、直人には感謝してる。
今一人でいたら...多分完全に心が壊れてたと思うから
いつだって直人は私を助けてくれるんだ。
まるでヒーローみたいに
純粋に私の事を思ってくれている。
意識なんかしてなかった
する必要なんかなかった
なのに、零さんじゃなくて直人を好きになった方がよかったのかな...って
思いたくないのに、今更思ってしまう。