その唇で甘いキスをして…
「カオルで満足出来るのか?」

「…そんな言い方やめて。」

アタシはハルさんに引きずられるように
寝室に連れて行かれる。

嫌がったけど…本当は嫌じゃなかった。

ハルさんはアタシをベッドに押し倒した。

「お前だって少しは期待してただろ?」

ハルさんはアタシの気持ちを見透かしてるみたいで
恥ずかしくなった。

あっという間に裸にされて
ハルさんが肌を重ねる。

アタシの口から淫らな声が出る。

「ジュン…気持ちいいか?」

ハルさんがいつもみたいに聞いた。

あぁ、ハルさんのカラダだ…って思った。

「ハルさん…ハルさん…」

いつの間にかハルさんの名前を呼んでた。

アタシはハルさんに抱かれた後、
暫くベッドから動けなかった。

ハルさんがシャワールームから戻ってきても
ベッドから降りられなかった。

ハルさんと離れたくなかった。

「帰らなくていいのか?」

ハルさんがアタシの隣に来て
髪を撫でる。

「まるでお前と浮気してるみたいだ。」

ハルさんがそんなことを言って笑う。

全然おかしくないのに…

「たまに来てくれよ。

離婚はしないし…。

オレと寝るのは罪じゃない。」

そんなこと出来るわけない。

そう思ってるのに…

アタシはジョウに会いに行って
そのままハルさんが帰ってくるのを待つようになった。

そしてカオルに内緒でハルさんと時々肌を重ねた。




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